年収1500万円でも「コスパ重視」高所得層のQOL向上に見る、新しいお金との向き合い方

「お金を使えば幸せになれる」と思っていた時期がありました。

でも実際には、使い方を間違えると、どれだけ収入が増えても心の満足度は上がらない。

年収1500万円以上でも「コスパ重視」 高所得層のQOL向上の鍵とは | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
高所得層のQOL向上のための消費で最も重視されているのは「体験・感情」と「コストパフォーマンス」のようだ。世帯年収1500万円以上の20代から60代の男女330名を対象に株式会社ロビーが実施した調査によると、高所得層であっても費用対効果への...

今回はこちらの記事を読んで考えをまとめてみました。

年収1500万円を超える高所得層でさえ「コスパ」と「体験の価値」を重視していることがわかりました。

私自身も、仕事や人生の選択の中で「何にお金を使うか」で幸福度が変わることを実感しています。

今回はそのデータと、自分の体験から見えた「お金の使い方の本質」について考えてみます。

豊かさの基準は値段ではなく納得感

以前の私は、「高いもの=良いもの」という思い込みがありました。

仕事で成果を出したご褒美にブランド品を買ったり、高級ホテルに泊まったり…。

確かに瞬間的な満足感はありましたが、数日経つと不思議なほど何も残らない。

むしろ「次はもっと良いものを」と、満たされない気持ちが強くなったのを覚えています。

そんなときに見たのが、この記事で、株式会社ロビーが実施した「年収1500万円以上の高所得層のQOL調査」でした。

彼らでさえコスパを意識し、同時に体験や感情の価値を重視している。

それを知った瞬間、「お金で買えるのは満足ではなく納得なのだ」と感じたのです。

モノよりコトの時代に共感する理由

調査によると、QOL(生活の質)を高めた支出として最も多かったのは「旅行やレジャーなどの体験投資」。

これは私自身も強く共感します。

私も数年前までは物欲中心でしたが、子どもができて家族との旅行に費やす時間が増えました。

その旅行で出会った人や景色、何より「時間を自由に使える感覚」が、モノでは得られない満足を与えてくれました。

帰ってからは、不思議と仕事のパフォーマンスまで上がったのを覚えています。

この経験から、「体験こそ最高の自己投資」だと気づきました。

高所得層が体験を重視するのは、単なる贅沢ではなく、自分を取り戻す時間を買っているのだと思います。

10万円でも幸福度は上がる

ロビーの調査では、QOL向上のために使う金額は10万円未満から100万円以上までさまざま。

でも、支出額と満足度は比例していません。

私も、10万円以上するガジェットより、会費5,000円の交流会で得た気づきの方が人生を動かしたことがあります。

要はどれだけ使うかではなく、どれだけ価値を感じるか。

この「主観的コスパ」を意識するようになってから、無駄な出費が減り、幸福度は確実に上がりました。

私にとってのコスパとは、「お金を使って、心がワクワクするかどうか」です。

QOLを上げる支出は「自分の基準」で選ぶ

高所得層が実践しているQOL投資の4つの領域は、私のライフスタイルにも大きなヒントをくれました。

  1. 体験投資:新しい挑戦・旅・学び

  2. 健康投資:ジム・睡眠環境・メンタルケア

  3. 利便性投資:時間を生むツールや外注

  4. 感情投資:人とのつながり・創作活動

特に私が意識しているのは「感情投資」。

人との対話や、何かを生み出す時間にお金を使うと、想像以上にQOLが上がるのです。

一方で、「なんとなく続けている支出(サブスク・外食など)」を減らすことで、思考がスッキリし、創造力も高まりました。

「豊かさ」はお金の量ではなく使い方の質で決まる

結局のところ、QOLを上げるお金の使い方は自分の軸を持てるかどうか。

誰かの基準ではなく、「自分が心地よい」と思える使い方を積み重ねることが、本当の豊かさにつながると感じます。

起業や副業をしていると、「もっと稼がなきゃ」という焦りに囚われがちですが、

本当に大切なのは何にお金を使うかを選ぶ力です。

お金は幸せを保証しません。

でも、「自分が何に価値を感じるか」を知るきっかけをくれます。

それを磨いていくことが、結果的にQOLを最大化する最短ルートだと思います。

では、また!

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