よんだ！？
今日はこの記事から感じたことを、私の経験を踏まえてまとめてみました。
「自分が起業しても、ちゃんと組織や仕事を回せるのだろうか？」
「副業を始めても、仕組みを整えられずに忙殺されないだろうか？」
「リーダーとして人をまとめる自信がない…」
これから起業や副業を始める方の多くは、こんな不安を抱えているのではないでしょうか。
私自身、副業をスタートした当初は「自分一人の仕事だから管理職的な視点なんていらない」と考えていました。
しかし、案件が増えたり、周囲の協力を得るようになるにつれて、むしろ管理職のように「全体を見て仕組み化する力」が欠かせないことに気づかされました。
この記事を読んだとき、思わず自分の失敗と重なり、「あぁ、これ自分もやっていたな…」と反省しました。
そこで今回は、私の体験も踏まえながら、これから起業や副業を考えている方が押さえておきたいポイントを整理します。
例外対応ばかりでは成長が止まる
「今回だけは特別」と言って、その場しのぎの対応を繰り返してしまうと、同じ問題が何度も発生します。
私も副業を始めたばかりの頃、クライアントごとにルールや進め方が違うのをそのまま受け入れてしまい、「この案件はこのやり方、あの案件は別のやり方」と複雑になってしまいました。
結果、作業が増えて時間も浪費し、納期に追われる悪循環。
そこでようやく、「例外を例外のまま放置しない」ことが大事だと気づきました。
自分のなかで「この形式で納品する」「この手順で進める」という基本の型を決めることで、迷う時間や修正の手間がぐっと減りました。
例外対応に頼らず、仕組み化していくことが、ビジネスを長く続ける第一歩なのだと思います。
スーパープレイに頼らない仕組みづくり
優秀な人や自分の瞬発力に頼るやり方は、短期的にはうまく回りますが、長期的には必ず限界が来ます。
私も最初は「徹夜すれば間に合う」「休日を潰せば何とかなる」と力技で乗り切っていました。
しかしそれを続けると、心身が疲弊するだけでなく、安定した品質を保つことも難しくなります。
副業を続けながら家事や育児をしていると、常に100％のパフォーマンスを発揮できるわけではありません。
だからこそ、どんな状況でも同じ結果を出せるように仕組みを作ることが必要になります。
例えば私は、記事執筆のフローをテンプレート化し、調べる・構成を組む・書く・見直すという手順を固定しました。
その結果、体調が悪い日でも一定のクオリティを担保でき、精神的にも安心感が増しました。
全体像を描けないと失敗する
最も大きな落とし穴は、自分の仕事の全体像を把握していないことです。
私は一度、複数の副業案件を同時に進めていたときに、各タスクの進捗や優先度を把握できなくなり、結果として納期がギリギリになってしまったことがあります。
忙しく働いているのに、成果につながらない典型的なパターンでした。
その経験から、まず全体を「見える化」することに取り組みました。
カレンダーやタスク管理アプリを使って案件ごとのスケジュールを可視化し、「どの作業にどれだけ時間を使っているか」を数値化しました。
すると、無駄な手戻りや二重作業が浮き彫りになり、改善ポイントが一気に明確になったのです。
全体像を描けるかどうかで、仕事の質とスピードは大きく変わると実感しました。
まとめ
起業や副業を始めると、つい目の前のタスクに追われがちになります。
しかし、安藤広大さんの示す「ダメ管理職の特徴ワースト3」は、
実は個人ビジネスにもそのまま当てはまります。
* 例外対応に流されず、再現性を重視する
* スーパープレイではなく、仕組みで成果を出す
* 全体像を見える化し、改善ポイントを把握する
私自身、これらを意識するようになってから、
副業の進め方がぐっと楽になり、安定して成果を出せるようになりました。
はじめのうちは「仕組み化なんて面倒だ」と思うかもしれませんが、
一度仕組みを作ってしまえば、あとが本当にラクになります。
これから起業や副業を始める方は、
ぜひ「仕組みを作る視点」を持って、一歩ずつ進めてみてください。
それが長く続けるための最大の武器になるはずです。
では、また！
コメント